英語上級者への道~Listen and Speak
レッスンの構成

1. Dialogue for Introduction

題材となる英文パッセージについての導入部分です。英文パッセージの内容や語句表現について、理解を助けるヒントとなる会話文が流れます。楽しんで聞きましょう。

2. First Listening (Listen to the passage and answer the two questions that follow.)

英文パッセージが流れ、質問がその後に続きます。それぞれの質問に対して、「聞いた内容に基づいて、自分で答えを声に出して言ってみる活動」です。聞く力を身につける第一歩ですから、この段階ではうまく答えられなくてもがっかりしなくて大丈夫です。

3. Vocabulary and Expressions (Let’s study vocabulary and expressions.)

英文パッセージの中から、みなさんになじみの薄い、あるいは未知のものであるかもしれない語彙(ごい)表現を選び、「音と意味を強引に一致させる活動」です。日本語を聞いたらすぐに英語が口をついて出てくるまで、何度も練習してみましょう。

4. Second Listening (Listen to the passage and once more answer the two questions that follow!)

②と同じ活動を再び行います。もう、何らかの答えを口にすることができるはずです。たとえ完璧な答えではなくても、まだがっかりしてはいけません。

5. Repetition and Interpretation Drill

英文パッセージがポーズで区切られて流れます。ポーズごとに日本語訳も聞こえます。最初は、ポーズごとに、直前に流れた英語をリピートできるかどうかにチャレンジしてみて下さい。難しく感じたら、スクリプトを見ながら行い、スクリプトを見ずに、できるところまで何度も練習してください。リピートできるようになったら、英語を聞いて、日本語に通訳できる(モデルの日本語訳が流れる前に通訳を終えること)ことを目標に、通訳練習を繰り返します。

6. Model answers.

Model Answerが流れます。自分の答えを比べてみましょう。おそらく「答える内容はわかっているのに、うまく、早く英語で言えない」というもどかしさを感じることと思います。Model Answerと比較すると、「なんだ、こう言えばよかったのか」となるはずです。もどかしさを感じてから、モデルを見ることで、大いに英語表現力が伸びるはずです。スクリプトには、この問題が出題された時の選択肢が掲載されています。選択肢を選んで、正解を確認しておきましょう。
(正しい選択肢を選ぶ力は、選択肢がなくても質問に答えられる力に支えられているのです)

7. Challenge 1

聞いた英文の内容に関連したことで、「自分の意見や考え」を求められます。「もしあなたが~ならば…」という質問形式です。制限時間は1分が目安ですが、1分あるいはそれ以上語り続けることを目標にして下さい。1分後にはModelが流れます。必要であれば、一旦音声を止めて、自分の答えを言ってみて下さい。最後は自分の答えとModelを比べてみましょう。

8. Challenge 2

聞いた英文の内容を踏まえて、「ある発言に対する反論」を試みることが求められます。聞いた内容を組み替えたり、一部分を詳しく説明したり、といった「受け止めた内容を分解し、再統合する」といった活動が求められます。最低1分は語れるようになりましょう。1分後にModelが流れます。必要であれば、一旦音声を止めて、自分の答えを言いましょう。最後は自分の答えとModelを比べます。

9. Closing Dialogue

楽しく振り返りながら聞いてください。話題に関連した背景知識や一般常識を広げることにつながるヒントも提示されています。

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